27歳。現在無職。
どうしてそうなった?ってのが1番気になるところだと思うので、ざっとまとめてみました。
意識高い系だった学生時代
大学時代は俗に言う、意識高い系の学生。サークルや学生団体の運営を頑張ったり、その傍らでいろんなバイトをしたり、セミナーにいってみたり。当時は地域活性化に興味があり、地域インターンにも足を運ぶ。
しかし、卒業論文で地域活性化を取り上げる中で、「結局、衰退していく地域を救うためには、お金を他の地域から集めるシステムを創らなきゃいけないんだ。」ということに気がつき、地域活性化への熱意が冷め、挫折。
それでも、地域活性化をビジョンに持つ中堅のIT企業に採用をもらうも、インターン期間で、社内イジメの実態や離職率の高さなどに気がつきまたも挫折。内定辞退。
卒業前に、「そういや掃除は人一倍好きなんだよな。」という考えのみで零細の清掃会社に就職決定。
ブラックにもがいた社会人1年目
入社した年から祝日休みになったのはいいものの、昇給・賞与なし。もちろん給料自体も低水準。クレームは日常茶飯事、社内は叱咤ばかり。それゆえ、半年以内の離職率90%以上の会社ということがじわじわと判明。
周りからの止める声も一切なく、このまま続けてても身につくスキルがたかがしれていると確信。営業、顧客対応からサービス全般を覚え、昇級試験に合格した上で退職。期間は1年1ヶ月。一人暮らしをやめ、実家へ。
辞めてからの半年は会計士を目指す
前職のこともあり、スキルが評価されやすい仕事につきたい思いが強くなり、会計士を目指し始める。毎日6時間勉強し、簿記2級を取得。前職を辞めてから、3ヶ月後に会計事務所へ就職。
日々の細かな数字の取り扱いに四苦八苦しながら、傍らで税理士の予備校へ通う。 しかし、入社1ヶ月後に先輩職員の話を聞くところによると、日々21時以降の帰宅時間で視覚の勉強時間を確保するのが困難。なんと8年以上も不合格のままだと言う。そこで希望が揺らぎ始めると、日々の人格否定のOJTばかりが目につきはじめ、2ヶ月で退職。
そして半ニートへ
何のやる気もなくなり、予備校も辞める。しかし、退職後半月ほどでバイトはやろうと思い、期間工へ採用されるも、過酷な肉体労働に腰を痛め10日もたたず辞める。そこで完全に自信をなくす。
「あぁ、どんどん辞めるまでの期間が短くなってる。なんて俺はダメ人間なんだろう。」
そして引きこもり気味になり、映画を見ながらゲームをする毎日になる。しかし、クリスマス前に、日頃優しい彼女から厳しく言われ目が覚める。


安定?インフラ業界へ入る
就職活動を細々と開始した最中、リクルートのオファーが来ていた。「発電所、出張、技術職、未経験歓迎」の文言を見て、「なんて安定そうなのに、俺みたいな未経験でもOKなんて素敵!」と飛びついたのがこの会社。建設系(発電所)の工事作業員でした。とはいっても、特殊な工事限定のユニークな会社で、利益率がずば抜けて高い分、休日出勤もなんのその。仕事自体は日本全国いろんなところにいけるし、作業自体も精密さを問われる分、達成感も強くて、徐々に愛着が沸いていく。
ただ、ニッチな仕事すぎて、スキルを高めても、認めてくれる会社がほぼない。さらに出張で忙しすぎて、ほぼ家にいないといったことから、「将来家族ができたら、うまくやっていけるのか。。。」と不安を抱えながら働く。

結論はプログラミングへ
これまでの経緯をまとめて、これまで感じた不安を払拭する唯一の仕事が”プログラマー”だと気がつく。そこでオンラインのプログラミングスクールへ申し込む。そこでプログラミングの面白さを感じ、終了後はさらに他のスクールへ。

結局計3箇所のスクールにお世話になる。就職に最低限必要なスキルは身についたと思い、仕事の繁忙期が終わる初夏の時期に退職。その後はすぐに転職活動とはせず、クラウドソーシング、いわゆるリモートワークでサイト制作・改修案件を獲得し実施。フリーランスの孤独さと責任を全て自分で負うことをさらっと触れた上で、改めて転職活動開始。

Webプログラマーへ
いまここ!