正社員

ボクの部屋でアリが一斉に死んでいった話

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今日は休日ってことで、何しようか悩んだわけで。

午前中はいつものようにぐだぐだ。半分はベッドの上でだらだら。

洗濯機を回して、Amazonで靴を買った。

TSUTAYAで借りたバケモノの子を見た。2時間の間に4回くらい泣いた。それにしても師匠という上の相手に対して感じたままの怒りをぶつけられるのは羨ましかった。現実ではとてもできないなあと。

その後昼になって、そろそろ買い物行こうかなと思ったものの、面倒くさい気持ちが勝って結局15時まで家を出られなかった。

トイレ用品と、潤滑液、アリの巣コロリ、古着のパンツ、キッチンの整理棚なんかを買った。中でもアリの巣コロリには驚いた。

出張から戻って、部屋の中になぜか沸いていたちっこいアリ。列の途中にアリの巣コロリを設置。数十分放置してただけ、あちらこちらでアリが死んでる。

予想以上の即効性だったので、アリの巣コロリ周辺を観察してみる。一匹のアリがアリの巣コロリの中でジェリー状のものに接して、巣の方へ歩き出す。 途中ふらふらしながら戻っていくと思いきや、ちょっとして異変発生。

まるでお腹が痛いかのように体をエビのように反らしはじめる。そしてすぐ息絶える・・・かと思いきや、数十分たってもずっと苦しんでるかのように体を丸めたり反ったり。でもそのうち動きが遅くなってきたと思ったら動かなくなりました。

床に見える小さな黒い点のすべてがアリの死骸。

改めて思えば、アリが何かボクの食べ物を食べていた様子はない。つまり蚊が痒みを与えるといったようななんらかの害を、アリはボクに与えていない。

確かに水回りのあちこちを歩き回っていて目障りではあったけれど、それだけの理由で何十分も苦しめて、何十匹ものアリを死に至らしめるのは残酷な気がしてしまった。アリたちはボクの部屋をただ歩きまわっていただけなのに。

そしてたかが小さい虫に感情移入してしまっている自分に気が付いて、他に考えることがないほど暇なのかもしれないと気が付いた。

休日、誰かに会おうにも、どこか面倒くさい。社会人になって再び顔を合わせると、共感できる事柄が少なくなって、話が合わなくてストレスを感じることが多くなった。

あとは部屋の中で何かやろうにも特にやりたいこともない。旅行も疲れるし、遊びも疲れる。

ここまでプライベートにやる気のない25歳になってるなんて、昔のボクには想像できなかっただろうな。

はぁ何しても疲れるなぁ。鬱なんですかね。
 
ボクの存在価値と、さっき死んでいってアリたちとの存在価値なんてあまりかわりないのかもしれない。