終身雇用がほぼなくなった現状で,いろんなことに手を出してはやめてきた。
つまりは20代でいろいろと失敗ができたわけで、これは無意味だったかというとそうではなく、次の選択、例えば就職だとか価値判断に役立っている。
そんなわけで志して辞めたことをあげていく。
⇒よくいる若者あるあるだが、大学の商学部を選んだ理由だった。しかし、解決策は資金援助などではなく、その地域にお金がまわるようなシステムを作ることが必要だとわかった。そもそも資源の魅力も乏しく、人口が減っているのに、そのシステムを再構築することは非常に困難。
教訓:衰退も受け入れるべきで、悪ではない。
⇒自然の豊かさ、都会でのストレスからの開放・・・とやらがどんなもんなのか、一ヶ月農業インターンして確かめてみた。農作業自体は楽しい。しかし、儲からない、人間関係の維持に苦労、結婚相手が見つからない人が多いなど、見えにくいストレスが多く見えた。
教訓:都会はいろんな機会多すぎ。最強。
⇒三ヶ月ほど、立ち上げから関わった。しかし、援助金がなければ運営無理だし、生活資金を稼がねばいけないのに、時間制約が多くて厳しい。
教訓:まず稼がねば。
⇒最も信頼していた友人に薦められお試し。しかし、商品(健康食品)の効果が一向に得られないのと、友人を失う覚悟、営業力が必須なのであっさり辞退。
教訓:営業するには、良心の呵責を失うか、商品力の強さのどちらかは必須。
⇒三ヶ月インターンしたIT企業。パワハラ、イジメが日常茶飯事。21時以降の退社。ただ、それ以上に技術よりもバリバリの営業に偏った会社だった。
教訓:人間関係やばいのは最もストレスが溜まる。ただ、入社前に人間関係なんて見えないので、それを犠牲にするにしても、その分のスキルが身につくような技術がある会社が吉。
⇒清掃業は掃除が好きだからという理由だけで入社。期間工は言うまでもなく給料の良さで選択。考え方次第ではあるものの,社会的に見下される感が半端ない。さらに低収入が常識なので、独立や本社採用以外で長年続けるのはコスパ悪い。
教訓:自尊心を保てる、スキルが向上し続ける仕事を探そう。
⇒会計の流れがわかって楽しい。しかし、ゴールが合格で、働きながらの合格が至難。かつ、合格後は昇進するほど長時間労働が加速。
教訓:昇進しても時間制約が変わらない、もしくは減る仕事を探そう。
こうしてみると、本当にあっちいたりこっちいったりの20代だったなと実感。ここまで来ると今後どれだけ辞めることと挑戦することを増やせるか楽しみですらある。
こんなことを書いていると、「そんな贅沢な」「だから続かないんだ」とか文句がきそう。
でもいいのだ。その時々で感じた違和感や、望む贅沢を求めない人生なんて諦めの地獄だ。理想を求めて何が悪い!ってやつである。それに、若くないうちじゃないとここまでやるのはリスクが大きすぎてできないしね。それに「とりあえず世間が言うように3年続ける」なんて、どうしてもコスパが悪いように思えてならない。
失敗しながらも、挑戦していくことで、逆に何なら犠牲にしていいかとこれからの自分がやるべきことがどんどん狭められてくるのがまたひとつ大きな財産だ。
まあそんなわけで、次辞めようとしていることと、挑戦することは決まってきたので、またこのページに近いうちに項目を増やします。