昨日のWBSを見ていたら、久々に時間を割いての仮想通貨特集がありました。
一昨日からに引き続き仮想通貨のリスクに関するニュースです。
WBS(ワールドビジネスサテライト)@wbs_tvtokyo
中国人観光客を乗せたバスツアーが向かった先は、東京のビットコイン取引所…。いま、中国の”仮想通貨マネー”が、海を越えて日本を目指す動きが相次いでいます。その背景には何が?そしてこの”熱狂”に乗じて日本を狙う「不安な動き」とは…。詳… https://t.co/mEQPdrYIv4
仮想通貨取引所に規制が入り、中国から来た仮想通貨長者達が向かったのが日本の取引所。世界的にも仮想通貨取引が盛んであり、かつ規制の範囲外の日本の取引所で口座を開設し取引を再開したいというところらしい。
五行コインをはじめとした詐欺コイン
そして、そもそも規制が入った原因として中国でマルチ商法のような紹介利益をうたった”五行コイン”といった”詐欺コイン”が横行したことが挙げられるらしい。実際に被害額も億単位で出ていることからも、取引をする人のリテラシーが足らず、各コインの価値が見分けられてないことが大きいんじゃないかと。確かに、ひとえに仮想通貨といってもピンきりで、考え方によっては簡単に一般人から利益を回収できる手段ともなるから、詐欺師にとっては好機と見られても仕方がないのかもしれません。
この五行コイン騒動は去年の6月で、被害者は40万人、被害総額が360億円にものぼるというから驚きです。なぜ、そんなにも信じてしまった人が多いのか・・・。そして現在でもそんな詐欺コインが中国国内で規制にも関わらず増え続けているというから、まあ驚きというよりは中国人らしいなあと。
それこそ日本でもあるような、「周りも買ったから買った。」「儲かると聞いたので仕組みはよくわからないものの買ってみた。」といった安易な意思決定が多いのかもしれません。しかし日本ではまだそういった詐欺コインの被害があまり報告されていないのは、国内の多くの人が目にする国内の仮想通貨取引所で取り扱える仮想通貨には、詐欺コインのような実態がないものは認定されず、排斥されているからなのではないでしょうか。
とはいっても、仮想通貨取引を続けていると、取引手数料が安く、取り扱い通貨の多い海外の取引所を開設するのは当然の流れ。しかし、海外の取引所の仮想通貨ほど情報は少なかったりする。
まあ、そのため短期間に一攫千金とはいかないけれど、長期的にコツコツ利益を求めるのであれば、やっぱり国内取引所で買える、Erthereumやリップルがどうしたって安全なんでしょうね。絶対とは言えないけれども。