無職

無職、市役所のおじさんに元気を貰い泣きそうになる。

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退職して、すぐに転職しないということをしたことがある人ならわかると思うんですが、国民年金に移し替える手続きをするんですよね。

この間の昼前、駅前の支所に行ってきたときの話です。

対応してくださったのは白髪交じりの、でも身なりはしっかりとしたおっちゃんでした。なかなかね、25歳の働き盛りの若者が国民年金に移行するっていうのは社会的に駄目なんだろうな~と思って弱気になりながら行ったわけですよ。もちろん行かないと、保険証貰えず、万が一の時に大変なことになるのでこの手続きは必須です。

最初こそ馬鹿丁寧な敬語だったんですが、そのうちタメ語で話してきました。それでも、決して下に見てるというわけではないんですよね。

実際、離職票を会社から貰ってなくて、そういった場合は市役所から会社に退職日の確認を電話で行う必要があります。しかし、なかなか出ない。というのも時間はもうお昼で、そんなんだから休憩終わりの13時に電話しろって会社側はいうんですよね。何千人規模の会社なのにおかしいなーと思いつつ、13時になってまたかけ直しました。しかし今度は「5分待て。」と。ようやく担当者と繋がったのが13時30分ころ。

これはさすがに役所のおっちゃんに面倒なことを頼んじゃったなあと思ったわけですが、案の定おっちゃんもちょっといらついてましてね。いや、ボクじゃなくて会社の方に。

「企業としての対応としてもあれはおかしいですよね~。いや~76さんもあんなとこ辞めて正解だったと思いますよ。あんな電話対応でダメな部分があるってことは、他の会社運営自体も杜撰なところがあるんじゃないですかね~。」

電話だけで、そこまで判断できるのか・・・こやつ何者!?と思いつつ、どこかボクを無理に擁護してくれてるような気がして、半笑いでした。そんなこんなで1時間くらいかけて手続きを終えました。

ボク「いや~お忙しいところ長くなってしまいすいませんでした。ちょっと今はこんな感じでふらふらしてますけど、今心入れ替えて就職活動してますので頑張ります!丁寧にありがとうございました!」

おっちゃん「いえいえ、あの会社が悪いんですよ。それに、76さんは、受け答えもしっかりされてるし、優しそうだし、すぐに次決まりますよ!今度はいいところ決まるといいですね!」

ここで罪悪感まみれのボクの心にずしんと優しさがぶっこまれ、ちょい涙目になりました。世の中捨てたもんじゃない。もちろんその後は深々と頭を下げて、役所を後にしました。

あんなおっちゃんが店主の居酒屋があったら通っちゃうな~と。 そしてボクもあんなおっちゃんになりたいな~としみじみ思った日でありました。