無職

無職と彼女と、その顛末。 「1.他の男を選んだらどうか」

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 前職を辞めてから20日間がたちました。途中、1回派遣行ったけれど、それと友人に会う以外は家に引きこもり。あとは時々スーパーにお菓子買いにいったりするくらい。

それくらい無気力で自信もなくて沈んでました。

そして自分の世界に蓋をしていたといいますか。

昨日は彼女と会った。ふわふわの白いジャケットとスカート姿で相変わらず可愛かった。

客数の少ないイタリア料理屋はそれでも音楽が流れていたから静かではなかったです。ただ、どんな音楽が流れていたかは全く思い出せないんだけれども。

仕事の話で会話が途切れたところで、思っていたことをぶちまけてみました。

「俺なんか捨てて、もっとしっかりとした新しい男を見つけた方がいいんじゃないか。」

彼女に幸せになってほしい。でも俺なんかじゃ不十分すぎる。男に生まれながら恥かしい発言で、かつ身勝手で何度も躊躇いました。

しかし言いました。

簡単に話そうと思っていたのに話してるうちに涙が出てきました。

だまって聞いていた彼女ですが、目に涙がたまってました。

一通り話し終えると、彼女はトイレへ。

今まで泣く姿は見せたくないと言っていたからなのかもしれないし、それ以外の理由だったのかもしれません。ただ、食事中には基本的にトイレには行かない人だったから、やっぱり泣いていたのかもしれない。

帰ってくると彼女が話し始めました。

「前に私が憎んでる人がいた、って話したでしょ?」

(次回に続きます。)